- 現在の仕事内容を教えてください。
- 染色・加工をされた生地に汚れや加工の不備を検査する仕事をしています。一言で「加工」といっても色々な加工方法があって、風合いや手触りなどもそのひとつ。お客様に届く直前の最後の検査ですので、見本と製品を比較して、気になったことは上司・先輩に確認しながら、気を張って検査しています。
- ダナックスを知ったきっかけは何ですか?
- 高校の職業コーディーネーターの先生のご紹介です。正直、ダナックス自体は知りませんでした(笑)。自分の性格上、製造業かなと漠然と思ってはいたのですが、色々な会社を紹介していただいた中で、福井の地場産業でもある繊維会社を選びました。
- ダナックスに決めた理由は?
- 工場見学で見た工場と働く人たちの雰囲気ですね。 工場見学では実際に工場の中を見学しながら、説明を受けたのですが、来るまでは工場って汚くて雑然としているイメージがあったのですが、モノは多くてもきっちり整理整頓されていて。私は製品検査員で応募をしたのですが、特に検査場は整頓されていて。入社したら実際に働く場所ですから、印象に残っています。 それに、説明して頂いた方も含め、社員の方がニコニコと笑顔で応対してくれたのも印象的で。検査場で「一番偉い人だよ」と紹介された方もずっとニコニコ。その方が今の上司です(笑)。
- 実際に働いてみてどうですか?
- 「検査」というと目視で見るだけと簡単そうなイメージですが、実際はすごく気を使う仕事です。ロール上の生地を機械にセットして検査をしていくのですが、例えば、半分検査したところで汚れを見つけたとして、同じ位置にその汚れがあると、検査したつもりの半分にもあるかもしれない。そうなるとまた最初からやり直しになることも。今は1本のロールが問題なかったときには、ホッとしますね。 それに1日の仕事の中で、ロールを何本も検査しますので、いかに効率よく自分の中で整理しながら検査していくかも大事。ごちゃごちゃになってしまうこともあるので、上司に相談したら、管理番号で並べていく手法をアドバイスいただいて、今はその手法を取り入れています。
- これから挑戦したいことはありますか?
- 1日に検査する量を増やせるようになりたいですね。 上司や先輩方の検査量はやっぱりすごいですよ。各検査員が1日で行った検査量を掲示してあるのですが、自分にとってはどうやったらその量の検査ができるのか想像もつきません。 先輩方はとにかく判断が早い。今は不良が見つかると先輩方に確認をしているので、その都度、検査作業を止めることになります。色々な経験をしながら、自身で判断をできるようになって、少しずつでも1日1日の検査量を増やし、先輩方に追いつき、追い越せ!です。